展覧会

開催中の展覧会

  • View - 風景を考える- アニメーションから絵画・写真・現代美術まで

    2026年9月12日[土]〜11月15日[日]

     

    この世界は風景をイメージする素材が溢れています。しかし、作家たちが眺めた風景、その環境下で感じた自然の気配が込められた作品には、現実の風景の眺めとは異なる美術としての在り方が表出しています。一言で「風景」といっても、それは表現者個人の視点、感覚、表現、さらには伝えるための目線、経験や物語に裏付けられた場面として描き出されることで、多様な景色として捉えることができます。また、受け手である観賞者にとってもそれぞれの想いと重なる個々の「風景」として映しだされることでしょう。目の前の景色そのままに描く写実性、空間の色彩や光の印象を受容した描画表現、素朴さや抽象性、内包するテーマや概念などによって同じ風景でも形を変えていくことがわかります。物語や場面性を内包するアニメーションの背景、描かれた当時の土地の風景を記憶する絵画、その環境に身を置くことで吸収され発散される感受性としての作品、そしてさらには写真やランドアートにおける風景イメージの享受までと、作家や観賞者をはじめ、作品に関わる数だけの「View=眺め」が存在します。小海町高原美術館2026年秋の企画展は、作品に映し出されるそれぞれの「風景」を考える機会となるでしょう

     

    【出展作家】

    新海 誠 監督作品

    梅原 龍三郎、栗林 今朝男、小林 紀晴、島 州一、髙田 誠、

    谷本 清光、疋田 義明、広川 泰士、山極 満博、油井 正次、

    エリン・デ・クラーク、ベルナール・トマ、リビー・ブラック、

    たかはし びわ、MADARAMANJI、油井 祥子、

    柿崎 順一、津田 翔一

     

    会期:2026年9月12日(土)~11月15日(日)

    開館時間/9:00~17:00(最終入館16:30)

    休館日/火曜日 ※9/22、11/3は開館。9/24(木)、11/4(水)は休館。

    入場料/一般500円(20名以上の団体は400円)・高校生以下無料

     

    ◎関連イベント

    ・オープニングギャラリートーク9/12(土)14:00〜
    ・学芸員によるギャラリートーク9/26(土)、10/11(日)、11/3(火・祝)、11/14(土)各回14:00〜

    ※申込不要 ※出品作家が参加する場合がございます。※参加には入場券が必要です。


    ・新海 誠 監督 アニメーション上映会

    短編アニメーション「ほしのこえ」(約25分)/ 劇場アニメーション「秒速5センチメートル」(約63分)
    ◎9/22(火・祝)10:00〜/14:00〜 ◎10/24(土)10:00〜/14:00〜

    ※2作品を10分間の休憩をはさみ連続して上映します。1作品のみの鑑賞も可能です。
    ※参加無料・申込不要 ※各回40名程度

     

     

     

開催予定の展覧会

  • ふたりの宇宙 谷本清光と父・南舎

    2026年11月28日[土]〜12月21日[月]

    小海町高原美術館では、小海町制施行70周年、谷本清光卒寿を記念し、小海町在住の画家、谷本清光と父・谷本南舎の親子2人による展覧会を開催します。
    谷本清光は、1936年東京に生まれ、1962年東京学芸大学美術科を卒業、1988年小海町に「ギャラリー阿登久良」を開設しました。1957年日彫展(東京都美術館)出品から東京を中心に数々の個展、グループ展を開催し、1989年からは小海町でも発表を続けています。当館が収蔵する多くの作品は、2008年から10回に渡る展覧会で紹介してきました。特に2018年には画業60周年を記念した個展を開催しました。星座を主題とした作品を描き続けている稀有な画家谷本清光は、「自然への畏敬の念 いのち育むみどり 世界の平和」を作品に込めていると語ります。美しい星空を望む豊かな自然に囲まれた小海町のアトリエで描かれる、丹念に塗り込められた深い宇宙空間に輝く星は、私たちに地球環境を再考する拡張した視野を与えてくれます。
    谷本清光の父、谷本南舎は1902年愛媛県岩城島に生まれ、1920年代より日本画家、山田介堂に師事、1930年以降養鶏場経営、大工棟梁を経て、1952年頃よりボールペンやフェルトペンを使ったペン画制作を開始、1964年アトリエ清光開設、以後個展、グループ展を開催し、1978年、75歳で逝去しました。10代で日本画を学ぶも、生活のための中断を経て50歳を超えてから日記のようにペン画を制作し、膨大な数の作品を遺しました。そこには自由で闊達な線で抽象化された自然や街並、動物や人間などのモチーフが精緻に画面を埋め尽くす南舎独自の絵画空間が構築され、南舎の思考や感情が果てしなく広がる内なる宇宙をみることができます。
    本展は、清光と南舎が描いたそれぞれの「宇宙」をご覧いただく当館で初めてとなる展覧会です。私たちの内にある宇宙から、地球そして宇宙へと視点を広げ、今を考えるきっかけとなれば幸いです。

過去の展覧会

  • 宮城壮太郎 語り継ぐデザイン

    2026年 6月13日[土]~8月30日[日]

    小海町高原美術館では、小海町制施行70周年を記念し、デザイナー宮城壮太郎の生誕75年、没後15年の展覧会を開催します。 宮城壮太郎は1951年東京に生まれ、74年千葉大学工学部工業意匠学科を卒業、浜野商品研究所に入社、環 […]

  • 島 州一 タブローへ向けた精神

    2026年4月4日(土)〜5月31日(日)

    島 州一(しま・くにいち)【1935 – 2018】は、東京都に生まれ育ち、1959年に多摩美術大学絵画科を卒業します。69年から当時隆盛を極めたハプニングをなぞる前衛的な活動を、70~80年代には刷る行為( […]

  • ザワメキアート展2025 Curate the curation 表現とキュレーションを再構築する

    2025年11月29日(土)〜12月22日(月)

    What isZAWAMEKI ART? 誰から教わったわけでもなく独自の創作を行っている。作品に強いこだわりが感じられる。よくわからないが、なんだかすごい。ユニークで笑ってしまうような不思議な魅力がある。…長野県では、 […]