「美術館で作品をみる」を考えてみる

私たちは美術館で作品をどのようにみているでしょうか。
作品が並んだ順番に1点1点じっくりみる、全体を概観したあと気になった作品をじっくりとみる、展覧会企画者の意図を想像しながらみる、作品解説を読んでから作品をみる、まずは作品と向き合って情報はあとからなど美術館で作品をみる方法は様々だと思います。本展はできるだけ作品相互のつながりをなくし、1点の作品を集中してみれる環境をつくることで「美術館で作品をみる」ということを考えていただく展覧会です。集中してみると展示空間との関係を意識するようになるかもしれませんし、もっと自分に向き合う時間が生まれるかもしれません。本展では、収蔵作品から浮田要三の絵画(新収蔵品)、広川泰士の写真、新海誠のアニメーションを紹介します。あわせて前回の展覧会「シンビズム5」から疋田義明が公開制作した作品(未完成)と関連するスケッチ、丸山富之のワークショップで参加者が制作した作品、横山昌伸が小海小学校、小海中学校、小海高等学校、大日向中学校で美術教育を実践し生まれた作品を展示します。

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