口から入って届くまで 東城信之助

小海町高原美術館では、絵画や写真など平面美術における若手作家の登竜門「VOCA2019」でグランプリを受賞し、国内外のレジデンスに参加するなど精力的に活動する東城信之介の大規模個展を開催します。
東城は1978年長野県に生まれ、2004年東京造形大学造形学部美術学科比較造形を卒業、翌年同大学研究生(版画)を修了しました。作品には金属板にスクラッチやペイント、転写などを使い無意識に見えてしまう虚像や心象風景を表現した平面や、他者を経由した物の痕跡や記憶に自分を付与した立体、インスタレーションなどのシリーズがあります。
本展覧会では小海町のスタジオで滞在制作した大作を含め特徴的な空間の内外を使った展示になります。
口から入った物は体内で変容し感じる事はできません。でも何らかしら起こる変化を想起して見ていただけたらと思います。

展覧会情報

  • 会期

    2020年4月4日(土) ー 6月1日(月)

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