安野光雅の世界 野の花と信州風景そして不思議な絵

小海町高原美術館では、小海町制施行60周年を記念し、「安野光雅の世界 野の花と信州風景そして不思議な絵」を開催します。
安野光雅は1926年、島根県津和野町に生まれました。子どもの頃より画家への夢を抱き、上京し美術教員のかたわら、本の装丁などを手掛けます。1968年、絵本「ふしぎなえ」で絵本界にデビュー。その後、淡い色調の水彩画で、やさしい雰囲気漂う作品を数多く発表します。また、美術の世界だけにとどまらず、科学・数学・文学などに造詣が深く、その好奇心と想像力の豊かさで次々と独創性に富んだ作品を発表し、国際アンデルセン賞(1984年)等数々の賞を受賞、2012年に文化功労者に選出されました。
本展では、「野の花と小人たち」「皇后美智子さまのうた」「澤地久枝コレクション」より野の花を主題とした作品、安曇野を描いた風景画、「空想工房の絵本」から不思議な絵を紹介します。
安野光雅の豊かで心安らぐ、そして不思議な世界をご覧下さい。

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