スズキコージの大魔法画展

奇想天外な発想、ダイナミックな描写、強烈な極彩色による生命力みなぎる作品を描き続ける絵本作家で画家のスズキコージ。彼の作品は眺めるだけでどんどん引き込まれて楽しくなる魔法のような力を持っています。
スズキコージは、1948年2月28日 静岡県浜北市に生まれ、物心がついた頃から絵を描き始めて現在に至ります。1968年 新宿歌舞伎町の路上にて初個展、1971年 個展「コージズキンの世界」開催。サイケデリックフーテンヒッピー生活の中で才能はさらに磨かれ、イラストレーターの名称が世に出た頃にデビュー。1987年に「エンソくん きしゃにのる」(福音館書店)で小学館絵画賞、1988年「ガラスめだまときんのつののやぎ」(福音館書店)& 1989年「やまのディスコ」(架空社)で絵本にっぽん賞、2004年「おばけドライブ」(ビリケン出版) で 第35回講談社出版文化賞絵本賞を受賞。2009年「ブラッキンダー」(イーストプレス)で第14回日本絵本賞大賞を受賞。創作絵本、画集、マンガ、映画や演劇のポスター、舞台装置や衣装、店の看板やマッチ箱、壁画など、その才能は止まるところを知らず、多くのファンを持ちます。大型のライブ・ペイントはこれまで40本以上描きあげています。また中、南米、東南アジア、東欧などを行ったり来たり、幅広い活躍にはまだまだ目が離せません。別名『コージズキン』。
本展では、最新作「そもそもオリンピック」から「ドームがたり(未来への記憶)」(アーサー・ビナード 作)、「エンソくんきしゃにのる」などの創作絵本原画、ライブ・ペイントから生まれた巨大キャンバス絵、遊び心あふれる立体など多数紹介し、スズキコージの魅力に迫ります。ここはまさに「コージズキン Wonderland !」

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